悠久の片隅

日々の記録

The Wizard of OZ

オズの魔法使い

カンザスに住む少女ドロシーは、竜巻に巻き込まれてオズの国にとばされてしまいます。

カンザスに帰りたいドロシーは、

脳みそを持っていないと歎くかかし、

心を持ってないと悲しむブリキ男、

勇気のない臆病なライオンと一緒に、

願いを叶えてくれる魔法使いの所まで旅をします。

途中怖いこと、苦しいこと、みんなで力をあわせて乗り越えていきます。

でも、

魔法使いなんて居なかったのです。

がっかりするドロシーたちですが、彼らは気づくのです。

旅の途中で、

かかしは知恵を絞り、

ブリキ男は優しさに溢れ、

ライオンは、勇敢に敵に向かった。

彼らが魔法で手にしたかったものは、

自分たちが歩いてきた道のりで、すでに得ていたのです。

そしてドロシーは、

本当に大切なものは自分の近くにあって、

遠いどこかを探してもないし、青い鳥もいないことに気付きます。

それは人から教えてもらうのでなく、自分で気付かなければならないことだったのです。

ドロシーは、無事家に戻ることが出来ました。

これは今から73年前の作品・・・・・

73年前・・・

1939年、日本の出来事をみたら、

日本国民に対し「金製品回収・強制買い上げ」を日本政府が実施

白米禁止令実施(七分づき以上を禁止)

とある。

その頃、アメリカでは、莫大な費用をかけてこんなSF映画作っていたんだなぁ。

しかも白黒じゃなく、若干色つき。

アメリカのSF、ミュージカルは面白い。世界中どこも敵わない。

主題歌『Over The Rainbow』はアメリカ映画主題歌ベスト100の1位。


総選挙の先に幸せな未来があるのではなく、

人は、智恵と優しさと勇気をもっている。

それが幸せなのだと・・・多分(笑)