悠久の片隅

日々の記録

逞しく儚い

昨日、花壇に見知らぬ花が咲いていた・・・

「アナタはドナタ・・・?」

f:id:fujikobook:20130428165901j:image

調べてみると『ニワゼキショウ』という帰化植物らしい。

1つ建物はさんだ先の1000坪?2000坪?の敷地は栗の木が数本植えてあるだけで、何十年も放置されたままの

雑草地帯。

種はそこから飛んでくるんじゃないかな。名札つけてないからわからないけど。

この『ニワゼキショウ』昨日まで気づかなかったな。

と思ったら、1日花で、1日だけ咲いてしぼんでしまう花。

雑草といえども、はかない・・・

気づいてあげられて良かった。

花に生まれた以上、1度くらい誰かに見てもらいたいでしょ。

雑草も、花は可愛いい。

でも爆発的な繁殖率でうちの小さな庭を乗っ取ろうとするから困る。

西洋朝顔もエライことになる。

これが西洋朝顔。透明度の高い花びらは、咲いている時は水色で、しぼむとピンク。

f:id:fujikobook:20130429141444j:image

こっちが普通の朝顔。普通の朝顔はこうなんだけど。

f:id:fujikobook:20130429141443j:image

西洋朝顔は9月後半でもまだ葉っぱが茂るばかりで花が1つも咲かない。←この頃は近所の笑いもの

f:id:fujikobook:20130429141442j:image

10月になって、咲く、咲く、咲く、咲く、毎日100以上咲く。

寒くなっても咲く、咲く、咲く、11月になっても咲いている。←もはや朝顔とは誰も思わない

f:id:fujikobook:20130429141441j:image

これが1本の西洋朝顔・・・。

こんなになるとは思わなかった・・・。

アブラムシもいっぱいついているんだけど、手の施しようもなく食べ放題。

結局、綺麗だったけど、むやみに植えて大変だった。

ハーブもそう。

バジル、ミントなどシソ系は、増えやすい。

今はすべて鉢植えにしているけど、それだって種がこぼれて増えてしまうので気を付けないと。

ハーブの爆発力も侮れない。

しかも、意外にに虫もよくつく。というより、

ハーブが虫を呼ぶ・・・

植物であれ、動物であれ、生きていれば想定外なこといっぱい。

共生には覚悟が必要。

可愛いとか綺麗だけの結婚生活は無い。

昨日、うちの犬が膵炎で入院した。

先生に「とてもお腹痒がってるんですけど・・・」と言ったら

先生「それはお腹痛がってるんですよ」と言われた。

えっ・・・

後ろ足で脇腹を一生懸命掻いているから痒いのかと思った。

わかってあげられないって悲しい・・・

そういえば、

犬は前足で掻かないなー。なんでだろう。。。

ともかく、去年に続いて2度目の入院。

ペットも可愛いだけじゃない。つらいなぁ・・・

あまりの不憫さに、命を預かったことを後悔もする。

幸い、回復にむかっているようなので、ホっとはしているものの、

でも、いつか命は終わる。

生命は逞しく儚い。例外は無い。

もう2度と動物は飼わない。可愛いより悲しみの方がずっとずっと大きいんだもの。

そのことに耐える力、私にはもう無い。