悠久の片隅

日々の記録

退院

手術から2日。

先生から「あまり良くないお話なんですが・・・・・」

私「聞きたくないです(;_;)」

犬はまだ吐いているらしい。

最初嘔吐がひどく、膵炎ということで入院した。

内科的治療で思わしくなかったので、手術を受けた。

開けてみたら10年以上前にやった避妊手術の糸が腸に癒着硬直し、

煽動運動が出来ていないことがわかったのでその処置を受けた。

膵臓は特に問題なかった。

手術が終わって、

これで改善してくれれば恩の字だった。

でも、犬は今も吐いている。

膵炎もしくは腸炎からの嘔吐が長期にわたって続いたので、食道がかなり炎症してしまったのか、

それとも、元々嚥下障害からきた嘔吐だったのかわからないけど、

結局、吐いてる(;_;)

もうこれ以上医学的な治療法は無い。

人間でも嚥下障害から誤嚥性肺炎になって亡くなるお年寄りは、多い。

歳をとれば誰もがたどる道といえるのかもしれない。

むせるようになったり、飲み込みが悪くなったら要注意です。

それと同じこと。

犬は四足なので、人間以上に食物が落ちにくい。

なので喉から胃に落とすために、

ご飯は流動食にして、1回を少なく回数を増やす。

ご飯を食べるにも、お水を飲むにも、立ったまま飲食をする。←犬に出来るのかなぁ。。。

食事の後は30分以上立て抱っこをする。

嘔吐でなく吐き出しなので、誤嚥する可能性があるので、これをずっと続けていかなければいけない。

なので、抱っこヒモを買ってみた。これは立て抱っこの形になるからいいかな。

犬も長寿になった。

長寿になればなったで、人間と同じで、介護が必要な犬がこれからどんどん増えると思う。

犬も必ず保険に入っておいた方がいいと思う。

但し、高齢になると、保険は使えないのだけど・・・

うちの犬は痴呆も出てきている。

同じところをクルクル回っている。

徘徊でしょうね。

人間の徘徊の場合、無理矢理に止めてはいけない。

本人は、会社に行くつもりだったり、家に帰るつもりだったり、真剣なのです。

ボケているとは思っていないのだから、止められたら、余計に反発する。

なので、じゃー一緒に行きましょうという形で歩きながら話を逸らし、

そのうちに落ち着いて、言うことを聞いてくれるようにもなる。

不思議なもので、

誰もが自分はボケていないと思っているはずです。

でも、私にしても

今このとき、自分がボケていないかどうかは、実はわからないのです。

現実なのか、夢なのか・・・・・

自分が現実であろうと信じているだけで、

それは私も痴呆のお年寄りもまったく同じ。

それなのに、仕事を行くのを止められても素直にきけるわけがない。

自分に置き換えればわかることです。

歳をとるって悲しいです。

だからいっぱい大事にしてあげます!

それが私の犬への恩返しです。