<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10461533199.html">部首</a>
漢字の部首が、よくわからない。
漠然と覚えようと思っても、どう覚えたらよいのか途方にくれる。
(何か法則でもあったら覚えやすいのだけど)
(そもそも、何のために部首を憶えなければいけないんだろう)
そんな当たり前の疑問を抱く。
部首の『部』という漢字
部首は
阝(おおざと)
これが
『陪』となると
阝(こざと)となる。
右と左で違うなんて、ややっこしすぎる。
なんで、こんなにややこしいことになるのかと調べてみた。
おおざとの意味は、むら(邑)。
都、邦、郷 小さい集落から派生した漢字。
こざとの意味は、小高い丘。
陵、陸、階
阻(はばむ)等、そこから派生した漢字と想像することが出来る。
おおざとは、大きく書き、
こざとは、小さく書く。
おおざと、こざとは、画数は3画。
何故2画でないかと言うと、
「卩」(2画)と区別するため。
なるほど☆
役割、意味が理解できれば、覚えることが出来る。
部首を、一つ一つ漢和辞典片手に調べていった。
なるほど、なるほど、
だいたい、頭に入った。
さんずいが水に関係あることは誰もが知ってること。
河、涙、洋
私も知ってる。
なのに、
ちょっと難しくなると、わけがわからなくなってしまってた!
でも、なにも難しいことはない。全部一緒だった。
部首の意味を知れば良いだけのこと。
例えば
意味の『意』という漢字の意味は
心にあること。
意中 意見 意思 みな心にあることである。
『意』という漢字は
『立』と『日』と『心』から出来ている形成文字。
部首とは漢字の意味を表すと考えれば
部首は『心』になる。
その字の意味知れば 部首を『立』と『日』とか間違えることはない。
『意味』の『味』も形成文字。
『口』と『未』からなる
形成文字は
音(読み)と意味(部首)から成る。
音は未来の『未(み)』
そうすると意味(部首)は『口』になる。
漢字の90%は形成文字。
勿論、例外的なもの、わかりにくいものはいくらでもある。
でも、まずは基本を知ることで次を考える手がかりになる。
部首とは、漢字の首。
とても大切な部分。
覚えるというよりは、知ることが肝心で
部首がわかるということが
その字の本質を知ることなのだと思う。
部首は214ある。
決して少なくはない。
でも、先週はひとつづつの語源を調べていった。
部首にも一つ一つちゃんと意味があるので、なんとなく合点がいく。
部首を漠然と覚えることに意味がなかった。
肝心なことはいつでも本質。
子供と違って
大人になると勉強するにも余裕がある。
特に目前に試験が待ってるわけでもないので
好きなことを好きなようにじっくり調べ考えることが出来る。
試験のための勉強ではなければ、
学ぶことも楽しい。