悠久の片隅

日々の記録

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11207085416.html">心に残る本</a>

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)/パウロ コエーリョ

¥580
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角川文庫『女を読む。女が読む。』

\(*`∧´)/

主人公は女性だけど、

筆者は男性じゃん(-"-;A

違う違う。全然違う。読みたかったものじゃなーい!

哲学的、抽象的でわかりにくい(-"-;A

同じ精神病院を舞台にした『狂人』と『正常』をテーマにした物語ならこっちのが好き。

閉鎖病棟 (新潮文庫)/帚木 蓬生

¥620
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これは泣くしょぼん

また思わず一気に読み直してしまったよ。

最初は人物に脈絡が無く迷子になりかけるけど、繋がってしまえばあとはその世界に引き込まれる。

登場人物の優しさに泣ける。

それと、筆者から読者への優しさ(フォロー)も受け取れる。

著者の帚木さんは仏文科から医学部に入り直し、精神科のお医者様になり作家になった人。

神谷美恵子さんと似てる。

帚木さんも、1つの作品を書くのに5,6年かけて100~200冊資料を集め、それから執筆。

帚木さんは白血病から生還して今も作品書いてる。

神谷さんも命の限りを感じ、生あるうちに・・・と執筆に精魂尽くした。

お二方とも、心血注いで作品に取り組んでる。

もう パパっと書いて パパっと売れる そして翌年には パパっと消える・・・

そういう本は読む気がしなくなる。

いつまでも心に残る本、ゆっくり読んでいきたい。