<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11232913311.html">解釈</a>
3年ほど前の洋楽HIT曲オムニバス。
一発目にロコモーションが入ってる。
なんでこんな古い歌が(-"-;A
と、思ったら
ソフトバンクのCMでスマップが歩いて流行ったね(原曲は50年前)
今回このCDを聴いて、この曲に対する評価が180度変わった
この曲は、最初手拍子(♪ズンチャ ズンチャ)から入る。
そして、ヴォーカル(♪Everybody's doing a brand new dance now)
次にコーラス(♪Come on baby do the Loco-motion)
入り方がなかなか粋だけど、それはどーでもいい。
それを2回繰り返し、
その次に初めて音が入る。
その一発目の音を、私は今まで聴き間違えていた
ビックリした。
お腹にズドーンと響くベース音。しかも音程少しズラしてる??? 渋いよ渋い!!!
この音がこの曲の『生命線』であることに気付いた。スパイスで無く、生命線。
ロコモーションは、同じメロディーの繰り返し。
だけど、その一発目の音は頭でしか使ってない。
あとは普通の軽いベース音に戻ってる。
その一発目の音は、ブスったれた音って言うのかな。
そのブスったれ具合いが、なんともいやらしい音で、カッコイイ←言葉の使い方間違ってるけど敢えて。
あとは、どんだけ待ってもその音は出してない。
初っ端な部分だけとは、やってくれるよねー
一発目の一音だけで、曲の印象はこうも違うのかと。
今までは、単調な繰り返しのこの曲はあまり好きでなかった。
でもこの一音があれば、それだけでめちゃカッコイイ
対象物を好きになるかどうかは、相手側の問題でなく、こっちサイドの問題なのだと改めて気付く。
私にそれを受け入れる器(受け入れOKの空っぽの部分)があるかどうか。
この一音は、芥川の羅生門のキリギリスと一緒かも。
あのキリギリスもあの小説の中で1つだけ異質なモノ。
人間2人がつまんないこと(本人には一大事)でバタバタ争ってる時、
あのキリギリスだけが、雨でおうちに帰っていくような、いつもと変わらぬ心理(キリギリスに心はないけど)
一番厳しい条件で生きてるハズだけど、一番の爽やかさん♪
両方ともその小さい存在だけじゃ意味にもならないけど、全体から眺めるとそれ無くしては完成しない。
芥川が言ってた。
芸術の鑑賞は芸術家自身と鑑賞家との協力である。
なるほど
私ピカソには、協力出来ないなー いつか、理解出来るようになるのかな
ピカソの言葉で面白いのがある。
「昔、母は私にこう言った。お前が軍人になれば、将軍となるでしょう。
修道士になれば、法王となるでしょう。
そして私は画家となり、ピカソとなった。」
ピカソかわいい
今、芥川龍之介にハマってしまってます
目が離せない感じ。ひととおり、読むつもりだー。