悠久の片隅

日々の記録

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11278215378.html">ギリシャ神話</a>

ギリシャ神話の本は多いような・・・少ないような・・・

ギリシャ神話と一口に言っても、性質がまるで違うので、どれに手を出してよいか迷う。

何冊か読み比べて、物語的に好きなモノにした。

ギリシア・ローマ神話―付インド・北欧神話 (岩波文庫)/ブルフィンチ

¥945
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いかにも女性の訳で、文章が優しく、読みやすい。

でも、これだけでは話の繋がりがどうしても足りないので

図解 ギリシア神話 (歴史がおもしろいシリーズ)/著者不明

¥756
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コチラも手引書として購入。

これは凄い!

何が凄いって、この手の図解入り書は普通1300円くらいするのに、720円でこれだけの資料・・・

感謝です。

この本の嬉しいところは、

ギリシャ神話に纏わる書籍、映画、音楽、絵画もピックアップしてくれてます。

ただ、この本だけで流れはわかっても、物語としての情緒にはかけるので、

やはり上の本と合わせて初めて役割を果たしてくれてます。

それにしても・・・

聖書の神は、愛に満ちてますが、

ギリシャ神話の神は、みんなエライことしてくれます!

クロノスは、父親の性器を切り取り海に放り投げました。

その海の中の白い泡から美しい女神アプロディテ(英名ヴィーナス)が誕生しました。

こうしてクロノスは2代目王座につきました。

子供の頃読んだ神話では、

アプロディテは海の白い泡から生まれた愛と美の女神です。

だったんだけどな(笑)

子供の本にこんなこと書けないもんね(*_*)

可愛い妹が欲しいからって、お父さんのを切り取って、お風呂にでも投げられたら

可愛くない妹だって生まれなくなる(-"-;A

例えばこの絵もギリシャ神話から。

藤子のブログ

光も形も、美しい。

真ん中の男性はサティロス(森林山野の神)、女性はニンフ(沼の妖精さんたち)です。

サティロスは、お酒と女が好きだけど小心者です。

ニンフたちが沼に引っ張りこもうとしてますね。

サティロスは下半身は山羊だから、沼がイヤなのかな。激しく抵抗してる(笑)

サティロスはいつも勃起してるんですって。

いっつもこんなしてジャレあってれば、そういう状態も仕方ないね(笑)

こんな風に西欧の絵画は、ギリシャ神話と共に歩んできたのでしょうね。

物事は合わせてみる・・・

ギリシャ神話は非科学的な話なのに、

アポロ、プラトニュームなど科学の先端の命名がギリシャ神話からだなんて、驚いた。

プリキュアナイキタイタニックギリシャ神話からなんだ・・・

これを読み終わったらギリシャ神話第一人者の呉茂一氏のものも読みたい。

もう古本でしか無いのだけど・・・

はぁ・・・

現在のギリシャは、どー考えてもおかしい。

ギリシャ神話を心して読まなきゃいけないのは、私じゃなくギリシャの人たちでしょ。

ちゃんと読んでごらんよ。

警告されてるのにな・・・・・