悠久の片隅

日々の記録

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11361728468.html">2回目</a>

昨日のDVD「オーケストラ!」を2回目鑑賞。
この映画、

コミカル、シニカル、単純な演出の裏に

いっぱいの悲しみがギュギュギュって押し込められていることに気付いたとき、

いろんなもの見えてくる・・・・・

描いていないことまで見えてくる。

フランスがロシアを描いたことも踏まえて、

この映画すごいとしか言いようがない。

ラストのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。

ソリストとオケの掛け合いから、魂が融合していく感覚が、

呼吸をするの忘れそうになるくらい引き込まれる。

もうチャイコフスキーが凄いのか

演奏者が凄いのか

役者が凄いのか

監督が凄いのか

脚本家がすごいのか、

渾然一体。

歴史とか宗教とか哲学とか、

その類い読むようになって、

映画の見方が変わったと思う。

今まで見えなかったものが見えるようになってきたし、深く考えられるようになった。

ということは

私は今まで、たくさんのことを見過ごしてきたんだ。

見過ごした上で、

つまらないとか

面白くないとか

思ってたんだろうな・・・

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これは、インドのバラモン教の話かと思ったら

仏陀が出てきた。仏教?

ん~今のとこ、宗教なんだかよくわからない(笑)

ヘルマンヘッセの『文学』として、宗教気にせずのんびり読んでます。

年内はなるべく

宗教的なもの、神話、哲学っぽいものを読むようにしたいと思ってる。

すべての『イロハ』という意味で。

この歳からイロハでは困るのだけど、

それでも、どうしても私には必要だから。

藤子のブログ