悠久の片隅

日々の記録

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11370717085.html">読書のすすめ</a>

価値観の違い。

価値観は、人それぞれで、

自分の物差しで、優劣をつけている、

人はそれぞれ違う、「どの人間が優れているか、価値があるか。」なんてことは、本来は存在しない。

物事自体にはなんの意味もなく、優劣もない。

特に日本人は、単一民族できたので、意見が単一的になりやすく、

少数派は偏見をもってみられやすい。

もし日本にオカマの方が多ければ、オカマ天国になる。

オカマがノーマルで、それ以外はアブノーマルということだ。

元々、多数、少数はあっても、そこに優劣などないのに。

ERを見てたら

研修医が、上司の指導医の評価をつけるというのがあった。

上の者が下の者を評価するなら、下の者が上の者の評価もするのが、アメリカの平等だ。

日本の民主主義とアメリカの民主主義は違う。

じゃーこれを日本にも即取り入れたらいいかといえば、私は違うと思う。

日本には儒教の教えが生きている。

だから日本では目上の者の教えは絶対。というのがある。

自然と、歳上の者を敬う心をもっている。

アメリカ式の平等を日本にそのままの形で移行すると、大事な儒教の心の方が混乱してしまう。

物事には必ず2面性ある。

100%良いものは無く、

51%のgoodと49%のbad・・・くらいで考える方が妥当なのではないかな。

で、

日本には日本のやり方がある。

ただ、

それは絶対ではなく、他の考え方もあって、そちらをベターとしている人たちもいるということ、

あー、こういう考え方もあるんだなーと思うと、

自分のちっぽけな固定観念がふっとんで愉しくなる。

他の価値観を知ろうとすること、その1つが読書に思う。

そして知れば知るほど面白い。それが読書に思う。

読書のすすめ (岩波文庫)/著者不明

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37人の著名人が本について語るエッセイ

出会った本の話、そこから得たものの話。

こういう本は、私にとって間違いなく楽しい。

ここに大江健三郎が『古典の習慣(ハビット)』という文を載せている。

(この著者の本は2冊持っているけど積読状態で読んだことなかった)

でもここに寄せた文体にひかれて、今回初めて大江健三郎を読んだのでした。