悠久の片隅

日々の記録

お日様と陰の折りなすコントラストの強さに朝から圧倒されてしまった。

レースを通す強い光に、今日はカーテンを洗おうと思い立つ。

春になって、

やらなきゃ・・・と思うことばかりで、毎日を追われて過ごしていて、

心が春を楽しむというより、春に追い立てられてる。

自分の気の持ちようなんだろうなー。

このところの私は過活動。

身体はクタクタなのに、ジっとしていられない。

この前、いとこの家でみた冬眠から覚めたばかりの亀。

一晩中、暴れていた。その亀と私同じだ。

私は多分、更年期という長い冬眠から覚めたのだと思う。

友達が「更年期がすぎると、以前にも増して元気になるらしいよ?」

と言ってたことを思い出す。

「それはそれで、いやだね(笑)」と答えたのだけど、今の私はまさにそれ(涙)

今日は、朝からひどく頭痛がするのに、薬を飲んで、アレコレ動いて。

薬を飲んでも頭痛がおさまらなくて。

それでも夕方5時くらいまで、やることに追われて。

いや自分が勝手に追いかけて忙しくしているだけのこと。

用も無いのに、一晩中石と戯れてた亀・・・


朝は風も無く穏やかでも、午後になると風が出てくる。

今日も午後から強風に。

私は湘南にしか住んだことがないから、風とはそういうものだと思っているけど、

これは湘南特有なのか、日本中がそうなのかな。

家の中ザラザラ・・・・・

家の中がザラザラということは、私も犬もザラザラってこと・・・なのよね?

やはり、芝をはがして土にしてしまった所は、グランドカバーが必要に思う。


明日明後日の曇りの予報にホっとする。

晴れは・・・

疲れる。

体力が無いのに、気持ちだけ端折ってるのだから、バランスが悪い。

お風呂の中で古典の句を1つ2つ読みながらぼーっとする。

ややこしいものは、今は無理。

身体を使うと、脳のエネルギーが空っぽになるのかな。

『物思へば沢の蛍も我が身よりあくがれ出ずるたまかぞと見る。(和泉式部)』

あくがる(憧る)・・・本来の場所を離れ出る。さまよう。

たま・・・魂。

ぽっぽって光る蛍を、恋をして彷徨う自分の心(魂)のように感じたのでしょうか。

蛍になって、好きな人の所に飛んでいけたらいいな~

恋する心は、情熱と同じくらい儚さを知っている。

蛍を自分の恋心に見立てるって、いいな。

好きな人と2人、静かに蛍を眺めていたい。光が寄り添っていくのをただ黙って見ていたい・・・・・

2人見つめ合う心地よさとは別に、

2人が同じものを見つめて感じる心地よさが好き。