悠久の片隅

日々の記録

犬の状態

昨日から嘔吐が止まらず一気に衰弱。

朝一番に病院に連れて行くと「入院、点滴が一番よい」と。

今の状態では手術も出来ないらしい。

「入院やだー」と言うと

「明日になって点滴入らなくなると困るから、昼間だけでも点滴して夜家に帰りましょう」と。

うん、それがいい。

意識も少し怪しいのか不可解な行動もみえはじめた。

自分ではお水を飲んでるつもりで、ペチャペチャいってるけど、

実際は、口が水面まで届いていない。屈めてないんだろうね。

でも、飲んでるつもりで、いつまでもペチャペチャと。

先生はこの子は認知症があって・・・と言うけど、

すっとぼけた子でも認知症は無かったから、

強いお薬使っていて、呆けてしまったかなと思う。

家の中をヨタヨタとあっちにぶつかり、こっちにぶつかり、徘徊している。

吐きたいのか、お腹痛いのか、トイレなのか、お水なのか、寝たいのか・・・

どこで何をしたいのかわからない。

見えないのに加え、ふらつく足元では記憶の中のトイレやお水の場所が定かでないのか

家のいたるところにぶつかりながら彷徨ってる。

でも歩けるうちは見守っていようと思う。

3Kgあった体重は2.4まで落ちた。

犬の場合点滴は水分だけなので、食べられなければどんどん体重は落ちていく。

このまま少し持ち直して手術した場合、

開腹して手の施しようがなければその場で安楽死・・・という選択肢もあることを告げられた。

先生がそこまでの話をされる以上、かなり厳しいのだと思う。

今出来ること。

この子の苦痛を取り除きながら、最も精神的負担の少ない方法として

朝7時から夜7時まで病院で点滴をして、夜は家に帰る。

その形が一番良いのではないかと、先生と話し合った。

今、私の横で眠っている。

状況が難しいのはわかっているけど、ゆっくり眠って治ることだってあると思うんだ。

今夜はゆっくり眠れますように・・・