悠久の片隅

日々の記録

日中気温は上がっても、朝晩は10℃に満たないままで、

春といえども冷え込むなーと思っていたのが

今日は朝から気温が高く、日中は26℃を超えた。初夏だあ

いい季節になった

2/1に富山に来て、

何故だかわからないけど、春がくるのがいやだった。

春になって欲しくない・・・

春こないで・・・

そんな気持ちがたちこめていたのは何故なんだろう。

そして3ヶ月がたった。

春はこんなに気持ちがいい。

草木の緑ひとつとっても色とりどりで、春の陽の透ける様子もかわいらしい。

お野菜も美味しい。

昨日サラダが食べ足りなかったので今日のお昼は山盛りサラダ。

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毎日食べたいものを美味しく食べられる幸せ

食が幸せの中の大きなウエイトを占めていて、

それだけでも毎日が満たされている気分になってしまう

仕事もGWが終わってひと段落。昨日は1:00に帰れた。

帰ってすぐ寝たら5:30に目が覚めてしまって、そんな時間からお洗濯。

体内時計が狂っているんだろうなー。

1度に長く眠るリズムが作れなくなっているのだと思う。

計算上は早く帰れたら、それだけいっぱい眠れるハズなのだけど、

人間は計算どおりじゃないから。

自分自身のことでさえ、思うままにはならない。

去年犬の入院やら手術やらで30万かかったことを言ったら

「30万なら新しい犬が買えますね」って(笑)

合理的に考えればそうだけど

世の中がすべて計算どおりに動いたら、あるいは動かせるようなら、

それはとってもつまらない世の中なんじゃないかな。

この世の中に人間が介在する限り、

想定外の方が普通で、

人間が操れるものなんて、たかがしれていて、

どうにもならない哀しみや不運、突然の感動やらの奇跡が交錯し、

マーブル模様の人間がマーブル模様の世の中を生きているのだと思う。

だって

哀しみひとつをとっても、

そこには涙だけでなく、美しさや愛おしさやら、

数字で表せないほどの無限の感情が含まれていて、

だから計算は通じない。言葉でも言い表せない。

だから音楽や美術があって、

割り切れないのが人間で、

理解できないのが人間で、

仕事は大変だけど、

だけど嫌ではなくて、

けっこう楽しんでいる自分もいて。

たったひとりの人間の中でも複雑な感情があって、

そんな複雑な人と人の絡み合いは余計に複雑で、嬉しいことも悲しいこともあるけど、

それでも今の毎日が好き。と、ようやく言えるようになった。

こちらに来て3ヶ月。

ようやく春が来たようです。