悠久の片隅

日々の記録

白山?

昨日のこと。

買い物に出ようと玄関を開けると、

ドスン!

私のすぐ目の前、住んでるアパートのエントランスに、車がぶつかった。

車を見てビックリ・・・

誰も乗ってない。

どういうこと???

その時、敷地の外からおじいさんが片足裸足で車の方へ走ってきた。

声をかけると、

ここに車をバックで止めて、このアパートの近くにゴミ出しに来て、

ゴミを捨てている間に、

車がひとりでに動いて建物にぶつかったらしい。

車の後ろがかなり凹んでいる。

おじいさんの靴を拾いに行き、おじいさんに渡していたら、

「あっ!」

今度は車が無人のままゆっくり前に動いてる。

このままいったら、車が道路へ出てしまう!大変!

前のドアが少し開いていたので、おじいさんに「サイドブレーキ引いて!!!」と言いながら、

車体を力づくで止めようとしても、私の力じゃ無理~~~

それに、このままじゃ2人とも車に轢かれるかもしれない。

車を止めようと引っ張りながら「誰か~~~助けて~~~」と叫んだけど、誰も出てこない。

うちの主人も休みで家にいるのに、聞こえないのか出てこない。

おじいさんも慌てて、それでもなんとか操作をしてくれて。

道路に出る前に、車は止まった。

びっくりした~~~

いったい、何がどうして車が勝手にバックしたり前進したりしたかはわからないけど、

おじいさんは「堪忍ね。堪忍ね。」と、気の毒なほど謝り続けてた。

ぶつかったショックで車は歪んだらしく、前のドアは閉まらない状態。

ドアが開いたままの状態でおじいさんは車を運転して帰っていった。

アパートのエントランスは石で出来ていて、傷1つない。

気の毒ではあるけど、大きな事故に至らず不幸中の幸い・・・かと。

車を停める時にはシフトを『P』にして、

サイドブレーキをかけておけば動くことはないと思うのだけど、

操作が甘かったのでしょうか。怖いです。

気を取り直して、私はお買い物に出た。

(わぁ~~~~~!)

雲ひとつないというのは、こちらのひろ~~~~~い空ではまずありえない状況なのだけど、

とにかく、今日は立山がクッキリ!ハッキリ!

こんなことは年に何回もないと思う。

すごい景観が繰り広げられています。

東の立山もすごいけど、今日は南の山々もすごい。

青々と連なる山脈のその奥に真っ白な山が見えた。

この山は見たこと無い。今まで見えたこと無い。

もしかして『白山』?

そうなのかなー。違うのかなー。

家に帰って主人に尋ねると、

「白山と大山はなかなか姿をあらわさない山で、俺も見たことない」という。

検証しに行こう。

と、無理矢理主人を誘ってドライブに出た。

山々の中でひときわ真っ白で高い山。

『白いから白山』

というのなら、間違いなく白山。

この時期でも真っ白。

わからない2人が見ても、わからないのだけど、砺波まで快適ドライブをして帰ってきました。