悠久の片隅

日々の記録

寝不足。でも読書。

4時半に犬に起された

朝ご飯食べるんだって・・・

次は6時に起された。

また朝飯食べるんだって・・・

元々はご飯を催促する犬ではなかった。ボケてこんな調子なんだと思う。

もらえるまで、飛び跳ねて催促し続ける。

痴呆老人が遠くまで徘徊してしまうのも、疲れがわからないんだろうね。

うちの犬は方向感覚が狂うのか、ただクルクル周り続けてる。

永遠に回りつづけるんじゃないかと思うくらい回り続ける。

自分では前に進んでいるつもりなのではないかな。

夜中から午前中にかけて、おしっこ4回、うんち2回、トイレじゃない所でしてるし。

その後始末が面倒くさい。

毎日がこんな。1日中こんな。ずっとこんな。

ホント疲れる。

おしめをすれば、多少楽にはなるのでしょうけど、

それはあまりに不憫で、

高齢であと何年もない命と思えば、残りの人生好きに生きさせてあげたい。

犬がおしめなんて、人間のために、そういう不自然な生き方させたくない。

で、余計わがまま犬になってしまうんだろうけど。

でも、耳が聴こえないというのは、

周囲を察知出来ない、しないわけで、

うちの犬見てると、それがすっごくお気楽で、これじゃ長生きするよなー(笑)って思える。

いったん寝てしまえば、

横で掃除機をかけようが、隣で私がどんな美味しいもの食べてようが、目を覚ますことがない。

ちょっと揺すったくらいでは起きない。

周囲を察知しなければ。という野生的本能はとっくに無くしてしまったようだ。

相手は犬だし、痴呆もあって口で諭すこと出来ないから、

こっちが召使いになるしかない。

行動は制限されるし、疲れます。

仕事も大変、犬のことも大変、

今までと違う色々な制約の中で身体より心が少しくたびれてる。

だけど、私も元気、犬も元気。だから、こんなこと言えるんですけどね。

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毎日少しづつ少しづつ読んでようやく2冊読了。

相当に難解なものを、やさしく解説してくれたもので、

よくこんな本を書いたな。と感心しきりですけど(笑)

それでも相当にややこしい。

『やさしいダンテ』のための『やさしい、やさしいダンテ』が欲しいくらい。

ブルートーザーでなぎ倒していくように、無理矢理読み進めた。

神曲は、キリスト教ギリシャ神話、イタリア政治史、哲学、宇宙論から成り立っているので、

その辺のたしなみがないと、

「ふーん」になってしまう

大人になると勉強をしなくなるけど、それって変なんだろうなー。