悠久の片隅

日々の記録

雑多

ここ数日、怒涛の日々を過ごしてた。

犬が膵炎再発のため、数日間、また朝から晩までの日帰り入院。

こういうことがあると、

主人か私のどちらかが常に備えることが出来る今の生活パターンで良かったと思う。

夜に働きたいわけではないけど、

(犬が)爆弾抱えて生きているような今の状態では、仕方ない。

犬の不在中、2人で外食。

ゴーゴーカレーという金沢(?)ご当地カレーを食べに行くことに。

8号線沿いにあるというので走ったけど、

「ないね・・・ないね・・・」と、気付けば小矢部市まで来ちゃった。

結局、お店を見過ごしていて10kmも行き過ぎていた

1km程度ならわかるけど、10kmはないなー

ゴーゴーカレー

定番のカツカレー。

トンカツにソースがかかっている。

私は普段からトンカツにソースかけないし、ソースは無い方が好き。

カレーもカツもかな~り美味しい。大好きだけど、ソースが私には合わない汗

岩本屋という北陸のらーめんチェーンに行ったらいっぱいで入れない。

なので、そのまま8号線を走って麺崋山へ。

こくまろラーメンと炒飯。

画像がブレてる

お昼からガッツリ食べました

その代わり、仕事の日は夜は食べない。

食べないというより、夜仕事行く時間までにお腹が空かないので食べれない。

仕事中は忙しすぎてお腹空くという感覚がない。それどころじゃない

富山の味は総じて関東より濃い。でも普通に美味しい。

お店の入り口の所ではおばちゃんが麺を打っていて、奥でおじさんがらーめんを作っているお店で、

お客さんけっこう多かったです。

ここら辺は、カレー屋さんとらーめん屋さんが、異常に多い。

8号線は北陸の幹線で、

8号線を走っていれば、とりあえずなんのお店でもある。

ニトリにも行ってきた。

富山に傘立てをもってくるのを忘れて、今までバケツに傘を突っ立てて玄関に置いてあって、

ついでにシューズラックも買って、ようやく狭い玄関もスッキリ。

スタバにも行きました。

ラテを飲みながら『夏の吐息』という小池真理子の短編集を読む。

30分ほどでしょうか、ラテ1杯に短編1作のほどよい時間。

あ~~~しあわせ。

現実に対してすれ切れそうな私の心と身体に小池真理子の感性が染渡る。

『そうか、と美年子はふいに口に出して言った。言いながら、水道の蛇口レバーを勢いよく元に戻した。

水音がやみ、ぽたり、と洗い桶の中に落ちる水滴の音が大きく響いた。』

毎日のバッタバタの生活の中には、実際こういう音というか心の余韻の時間は無い。

座っている時間もブログ書いている時間とご飯の時くらい。

あとはすべて作業の時間となっている今日この頃。。。。。

小池真理子は、私くらの年齢の女性の乾き具合い、潤い加減が本当に上手い。

『だが、それもすでに過ぎたことであった。

恋が自分を乱すことはもうない・・・・・と美音子にはわかっていた。』

『誰かが自分を必要としている、と知れば、必要なことをしてやろうとするのが美音子だった。

そこには猜疑心もなければ正義感もなく、まして自尊心など、かけらもなかった。

自分は枯れてしまったのだろうか、と思うこともあったが、枯れたことを嘆こうとするだけの烈しさも、

すでにその頃、美音子の中から失われていた。

かといって、諦めているとか、世の中に無関心になったとか、その種の年寄りじみた厭世観に苛まれる

ことも決してなかった。

美音子自身の人生が、一つの揺るぎない調和の中にあったのである。』

絶妙!

世間一般で『これが歳というもの』と簡単に言ってしまっているものの中身は、

『ひとつの揺るぎない調和』

その表現こそ一番適確。

大儀もなく、理屈でもないとこで生きられるようになる。

達観という大それたものでもなく、水に漂う1枚の葉のようにごく自然な感じで、それが心地よい。

女性の心情を語るのは、やはり女性作家がいい

今朝は5時に仕事が終わった。

6月とは思えない清清しい朝。

ヒンヤリした空気が仕事終わりの蒸した肌に気持ちいい。

「今日は歩きで来てるから、帰り道車乗せてもらっていい?」と、

ラストを一緒に仕事をした男性にお願いすると「いいよー。」と。

車の中で、

「ねぇ、お腹すいたからどっかでご飯食べていかない?」と誘うと

「うん、いいよー。」と。

うちまで来てもらって、私も車をとってきて一緒に24時間営業のファミレスへ。

もう3ヶ月一緒に仕事をしているけど、プライベートの話はしたことがない。

彼はチョコレートパフェ、私はサラダうどんを食べながら「お疲れー!」

なんのことはない、話をしてみたら同い年じゃん!

私より10歳以上若いのかと思っていた。独身だから若くみえるのかな?

いや、私が歳喰ってるのかな(汗)

まぁいいや(笑)

彼は、歴史、文学が好きらしく、いつか本を出したいと。

へぇ~浪漫だー。

1時間ほど話をして「たまにはこういう時間もいいよねー」と言って帰ってきた。

私はここ数日、仕事イヤイヤ病を発症していて、

いや、いつも発症しているけど、特にここ数日は極限状態の忙しさと極限状態の寝不足で

人間崩壊寸前w

でも、今日笑って話をしているうちに、(それも、まぁいっか。)と、気が紛れた感じ。

なんとかバランスとりながら、そうすると結局睡眠が削られて、毎日3時間ほどの睡眠が3日続いてる。

今日は多分早く上がれるので、寝よう。

明日はお休みだし、とにかく寝よう(笑)