悠久の片隅

日々の記録

ワールドカップ

今回のサッカーほとんど見られなかったけど、

残念だったね。

チラっと「自分たちのサッカーが出来なかったが敗因」というようなことを耳にしたけど。

自分たちのサッカーがさせてもらえると、そこに期待していたのなら、それは甘えかと思う。

自分たちのサッカーが出来ようが出来まいが、それでも勝つのが王者で、

オリンピックでも、勝負には勝っても、判定で負けることもある。

それを審判のせいにしても勝敗が変わるわけではないし、

王者に必要なのは、誰(審判など)にも有無を言わせないほどの圧倒的な強さに思う。

曖昧な判定で負けるのは、

曖昧な判定をさせるような試合しか出来なかった自分の力を責めるほか無く、

唯一『自分たちのサッカー』にこだわってでしか勝機がないようでは、

世界の王者を目指すには情けない感じがする。

もちろん、

そんなに簡単なもんじゃないのはわかる。

でも実際、スポーツの世界レベルはそんなに簡単なもんじゃないんだろうし。

日本人の考えは、『○○すれば△△なる。』的な発想をしがち。

最後は精神的な方向に向いていくのも日本人的。

でも

世の中は『○○しても△△にならない。』ことがいくらでもあって、

どうにもならない虚しい現実に、世界の大多数は『絶対的な神』を用いる。

最後は『神』。

努力の上に神の審判があって、そこに任せるほか無い。

神をもたない日本人が己の精神論に走るのもわかる気がする。

そして、絶対的なものをもたないが故に、

その時、その時の『絶対的なもの』に全員が走ってしまう傾向もあるんじゃないかな。

全員が向いてしまうと、全員が間違っていようが、それが見えない。

日本全体が一丸となるのは良くても、一丸となってあらぬ方向に向いてしまい、

あとになって、あれはなんだったんだろう・・・

と、なるのは今までにも日本社会にいくらでもあったこと。

今回私が見た試合は、アルゼンチンvsイランくらい。

イラン面白かったなーラブ 

スタジアムもイランへの歓声がどんどん大きくなって、

結果はメッシのロスタイムの華麗な一発で終わりイランには残酷な結果となったけど、

格下のチームが上位に一泡吹かせるような試合はやっぱり面白いラブ

観ている人を魅了させるのは、

そうしようと思ってやってるんじゃなくて、そうなっちゃったんだろうね。