悠久の片隅

日々の記録

パン工房

本物のパンが食べたくて、『パン工房ブレッド』へ行きました。

全粒粉と小麦粉の食パンを買いました。

店内があまりに素敵でこのまま帰るのはもったいなさすぎる。

ウインナーの入ったクロワッサンと紅茶を、ここでいただいていくことにしました。

ここは竹の里として有名なところだそうで、

窓の外には竹林、ログハウス風な建物。

自分が旅人になったようです。

実際、私のような郷土の人でない人間はこの地では「旅の人」と呼ばれます。

住んでいても、私は旅の人。

それにしても、

ここは、異空間にふっと投げ出されたような感じです。

この落ち着いた空気に心が浄化されていく・・・

天然酵母、無添加、石釜。

人に優しい食事。

サックサクのクロワッサン、紅茶カップの取り合わせも、いかにも秋を感じさせてくれる。

山の歳時記という本が置いてあったので、

秋の頁をめくりながら、ゆったりとした時が流れてゆきます。

今月は、仏像の展示がなされていて、

パンをいただきながら、横に仏像。これは一刀彫というのでしょうか。

よくよく眺めさせていただくと、皆よいお顔なされています。

流れてくるのはアベマリア的な厳かな曲。

仏像とキリスト音楽。

あまりに入り込んでしまいそうで、

あわてて自分を現世に引き戻します・・・

秋の深まりの中でこういう時間、ありがたいことです♪

2日間のお休みで、いつの間にか声枯れも治っていました。

今日からまたお仕事です。

今夜もラストまでがんばります!