悠久の片隅

日々の記録

孫文の義士団

Huluで『孫文の義士団』をみた。

時代清朝。舞台はイギリス統治の香港。

日本から革命の師孫文がやってくる。

西太后が送る刺客と孫文を守るために集まった義士団との死闘の1時間。

設定はぬるいものの、ストーリーは単純な方が良さが生きる。

この物語の良さは、

孫文を守る義士団が、志し高い革命の士ではなく、

孫文がどういう人かも、誰を守るのかもわかっていない、ごくごく一般の人たち。

でも、何か、きっと大切なことだからと、命をかける。

車夫のアスーにしても、字も満足に読めない。

誰と戦うのかなんてわからないけど、大事な旦那様、坊ちゃまのために、身を投じる。

アジアは、命が軽い・・・

皆簡単に死んでいってしまうのだけど、散り方が美しい。

後半は、アクションに見とれてしまって、あっという間。

武術は美しいですね。アクションものは香港のお家芸でしょうね。

涙腺崩壊の映画でした。