<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11235820370.html">迷走中</a>
芥川は大変なんだよ
文中に『最後の審判』が出てくれば、ミケランジェロ・・・ミケランジェロ・・・
と、美術史の本をペラペラめくる。
えっと、次はラファエロだって。
あっ!この絵か。知ってる!
次は、『子安貝』だとな。ハテナ?
へぇ~へぇ~ 富士山て竹取物語から出た言葉なんだ
次は、倪雲林?誰それ。
ほぅほぅ、中国の画家なのね。
次はゲーテ・・・・・
私が読んだのは、リルケだ。
ゲーテはまったく知らない。
ファウストを今度読まねば
メフィスト(悪魔)の正体も知りたい
それと、
イプセンの「幽霊」も読まなきゃ
それに、
羅生門でわかるように芥川さんて、
「・・・平安朝の下人のsentimentalizmeに影響した。」とか
平安朝と英語がいっしょくたになってる文って、
いったい何狙い?(笑)
微妙なニュアンスで、そうなっちゃいますか
英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語が文中に突如ぼうふらのように湧いてくる
でも一番の難解は、日本語だー!
もうどれだけ辞書ひいたか書き込みだらけ。
私、本を読むのは速い方だけど、あきらかに読んでる時間より辞書引いてる時間のが長い
それくらい日本語word豊富で、日本語にこんなに沢山の言葉があったことに驚いてる。
しかも読めない字もいっぱいあるから、
まず、漢字字典で調べてから、国語辞典を引く。
PC+電子辞書+古語辞典の連合軍vs芥川 いい勝負か、芥川一歩リードかも。
で、次はマタイの福音書・・・
私は聖書を持っていないから、三浦綾子の聖書入門も手放せない。
聖書も読むと面白いから寄り道三昧困る。
芥川の作品が為になるというより、派生して得てることの方が数倍多い
とにかく、今は調べないと読めないから、調べることが多くて、
アレ?本筋は何読んでいたっけ?と焦点ぼやぼや、迷走中。
美術史やら聖書入門やら、節操もない学び方だけど、
本気なのです!本気と言うのは周りからどう見られても関係無い。
揺るがないのです。
でも・・・
がむしゃらに進んでいると、疲れる時がある・・・
【大人は、何を探してるの・・・?】
そんな声が聴こえてくる。
ちょっと疲れたなと思ったら、ココに帰ってくるのです