悠久の片隅

日々の記録

臆病遺伝子

友達と公園に行って、面白いなーと感じたのは、

彼女はすぐ葉っぱに触る。

見た目トゲトゲして痛そうな葉っぱだと私は怖いから触れない。

でも彼女はまずなんでも触わる。赤ちゃんみたい(笑)

「痛くないの?」

「見た目と違ってこの葉っぱ気持ちいいいよぉ。触ってみて!」

「ホントだ!」

その代わり、

それはバラ科でトゲがあるから、危ないよ!と言おうとしたその前に

「イタッ!これは痛い(;_;)」

うんうん(笑)

おかしくてしょうがんない。

私は元来臆病で、危なくないかな。怖くないかな。と確認してからではないと手が出ない。

人に対しては強気になれても、自然に対してはからっきし弱虫な私と、

正反対、人に対しては自己主張せず、自然に対して勇敢な彼女とでは、

いざという時の適応能力が全然違う。

彼女の機転と決断力を、私はいつもすごいなーっとボーっと見て頼りきってる。

日本人は臆病の遺伝子が強い人種らしいから、

情報をいっぱい身につけて、

この花はね・・・

この花はね・・・

と、マニュアル作って身を守って

で、想定外に出合うと対応出来なくて茫然としてる。

彼女は、情報など何もない。

でも直感、体感身に付いていて、いざという時、無意識に身体が反応してる。

彼女の適応能力は、真似しようとしても到底出来ない。

人に対しての臆病さは、相手も自分と同じ人間と思えば克服出来ても、

自然に対する臆病さは先天的なものが強く、克服しずらい。

アフリカの人とかは臆病度が低い。

身近にゾウやライオンが歩いていれば、臆病遺伝子は淘汰されていくのかも。

長い歴史というのは、個人が否定したくてもどうしても解決つかないもの含んでる。

臆病さが人格や民族性にけっこう影響しているように思う。

臆病だと、勝負に出れないし、どうしても小さくまとまってしまう。

逃げ足も遅いから、一番に逃げておかないといけないし。

生理的に高いとこ、早いもの、無理なものは無理だ。


彼女が言ったひとこと

「解剖とか怖いと理科嫌いになるよね・・・」

(゚д゚)(。_。)うん。

私「アナタ解剖とか好きでしょ。」

彼女「うん!何がどうなってるのか面白い!

うちの旦那が、手を切って、病院で縫った時、覗き込んでみてたらお医者さんに

奥さん、もう少し離れてて下さいって言われちゃった。あはは」

彼女も日本人なのにすごいです(笑)


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今年は、梅と桜が一緒に咲いてる。

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ブ~~~ン。

楽しそうに飛んでる(笑)

太ってるからクマンバチかな。

黒いからメスかな。ちょっと遠くてわかんないけど。

こんな春先から花に誘われて来ちゃったのかな。早いな~。

マンバチなら攻撃性ないから怖くない。多分(笑)

そう言えば、昨日うちにはモンキチョウ来てた。

お隣のオバさんは、窓ふきしてた(笑)

春になると生物はジっとしていられないんだね。

春野菜も安くなって美味しいのと同じで、

花の蜜もきっと美味しいんだと思う。

そう言えば、友達が

「昔、かたつむりを飼っててね、

ニンジンをあげたら食べたから、カタツムリは歯があるんだよ。」

へぇー、カタツムリに歯とは考えたこともなかった。

「でね、ニンジン色のフンをするんだよ。」

えーー、それって消化出来てないんじゃん。

やっぱアジサイとか柔らかいモンのがいんじゃないかな。ニンジン固そうだよね(笑)

今は何でも○○のエサとかあるけど、

昨日の鴨でもカタツムリでも、

「これ食べるかな?」って子供の素朴な好奇心や探究心を奪い取ってるんだと思う。


椿の花って、水に当たるとすぐ色が悪くなっちゃうから、なかなか綺麗な花びらにお目にかかれない(涙)

でも日本の花はやっぱり好き。

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でも椿はチャドクガつくから家には無理(涙)

私、チャドクガアレルギー。

家に木がないのに、風に乗ってやってくるらしい。

花粉症は、

もう1月の末にひどくなって、お医者さん行った。

で、お薬もらって、ソフトサンティアで目を洗ってるから今はひどくない。

江ノ島は春霞。水蒸気多いんだねー。

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帰りにどの花を買おうかな~って見ていて、

素朴な竹の花器が無造作に置いてあるのが目について、

「これは売り物ではないんですよね?」と、おじさんに聞くと、

「それ欲しいの?あげるよ。」と。

えっ・・・

「作るの好きだから持って行っていいよ。」って。

嬉しすぎる!

その竹の筒に合わせて、素朴なお花を選んできた。

お花2つ合わせて500円もしないのに申し訳ない。

しかもオマケで50円キャッシュバックまでしてくれて(涙)

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雨ざらしの自然がそのままな感じが嬉しい。

竹の太さにもびっくり!

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おじさんの優しさに感謝♪