悠久の片隅

日々の記録

女の四季、愛の四季

プランターの土の入れ替え。

土が固くなってるので、ふるいにかけて、ゴミを除いて、堆肥と腐葉土をちょっと混ぜて再生。

プランターがいっぱいあるので、しゃがみこんで、しまいには地面に正座してやってた。

正座が楽みたい。作業に3時間くらいかかったけど、空気が入って土がふわふわなった♪

空気って大事だな~。

暑くもなく、寒くもなく、花曇りの今日くらいの気候が一番いい。

ナデシコ、バジル、ルッコラの種まいた。

それからグリーンネットも張った。

キュウリとゴーヤの苗を植えようかと思ってる。


ゆうべは、私の心がギュっとして根詰まり起こしてた。

本屋さんは閉まっている時間だけどブックオフなら夜中まで開いている。

心がほぐれる優しいモノに触れたくてたまらなかった。

人間の身体も心も、土も固くなったら息苦しい。

女の四季、愛の四季 (集英社文庫)

女の四季、愛の四季 (集英社文庫)

表紙も心が和むすてきな本。

コーヒーショップに寄って早速開いた。

いいな~こういう本。女性の書いたものしか読みたくない時がある。

四季折々の古典の句と、句にまつわるエッセー。

こういうものが読みたかった・・・・・


昔、暦の無かった頃は、

桜の花が咲いたら・・・・・

ほととぎすが鳴いたら・・・・・

初霜が降りたら・・・・・・

などなど、四季の移り変わりで農作業を始めたり、お祭りをしていた。

だから季節を感じることが生きていく上でとても大切で、敏感にならざるおえない。

カレンダーで動く今とは全然違う。

今、暦が無くなったら、世界は大混乱(笑)

電車1本走れない。

でも、花の種の袋には『桜の咲く頃に植えるとよいでしょう』と書いてあった。

優しいなぁ。

旧暦や新暦で暦は変わっても、桜の咲く頃は、いつでも桜の咲く頃。未来永劫変わらない。

お花見には、桜にあった装いで花見をしたとある。

十二単をパステルカラーの濃淡で合わせながら。

人も自然に溶け込むことで、優しい気持ちになれるのかもしれない。

色をぼかしてゆくことを『匂(におい)』といったという。

なんと優雅で色っぽい。

春は恋が芽生えるはずです(笑)

家に帰ってラベンダーオイルのお風呂に入りながらストレッチをして

心身共にほぐれました。

四季の移り変わりで創られた日本人の美意識。

美を追求するための精進。

なにもかも美しい。

土であっても最後までかかわって面倒をみるのです。明日も春の庭仕事がんばろっと♪