悠久の片隅

日々の記録

渦巻き

希望の裏には絶望が控えていて、

そこを行きつ戻りつ。

ほんの少しの希望、病気が良くなりますようにというのは、

たとえ、お金をどれだけ積んでも、たとえ、私の命を差し出したとしても、

引き換えに叶うものではないのだから、

少しの希望に思えることは、実はとてつもない願いで、そう簡単に叶うはずもなく、

犬も私も耐えるしかない。

137億年の宇宙、どの時代も人は皆耐えてきた。

犬よ、お前も耐えるのだ。

明日昼間4時間だけ一時帰宅出来ることになった。

少しの間だけでもあの狭いケージの中から出て、家でリラックス出来たら嬉しい。


『アートの祭り』カールスモーキー石井

読了。

子供の頃の話として、土器が好きで探しに行ったりした。というのが最初の方に書いてあって、

半ば過ぎに、

「最近つくづくすごいなあ、と思っているのは、『渦巻き』なんですよ。」と、ある。

僕たちが今、生きている銀河系宇宙から始まって自分のつむじに至るまで、すべては渦巻きによって

支配されてる気がするんですよね。

渦巻きっていうのはある意味では永遠をイメージしてるんです。

だって、DNAっていうのは螺旋でしょ。螺旋っていうのは渦巻きですよね。

耳のなかの構造、これも渦巻きでしょう。指紋も渦巻きですよね。

脳味噌も渦巻きだし、腸もやっぱり渦巻きでしょう。

そういったところで、渦巻きっていうのは人間にとってすごい永遠性であったり、宗教的であったり、

命をイメージするものであったりっていうことがあるんですよね。

と、渦巻きの話になるのですけど。

土器の文様は、渦巻きが多い。

古代から人は渦巻きに影響され、影響されというのは、命と直結していることを

古代の人もカールスモーキー石井も直感としてもっているということで、

そういう感覚的なとこ、すごいなーと感じる。

この人の好きには、一貫性がある。

理屈抜きで一貫していて、

でも突き詰めればこのようにちゃーんと理屈どおり繋がっている。

役に立たないものとかが好きで、答えのないものが好きっていうのも頷ける。

こうやって言われると、宇宙はすべて渦巻きから始まってるような気もしてくる・・・

渦巻きの力ってすごいね。万能な気がしてきた!

渦巻きの一点に向かう力って、無限に思えるもの。

ネジネジ(ネジ花)もそうだし、かたつむりもそうだけど、

右巻きとか左巻きとか、決まっているのかな。

カールスモーキー石井って、おちゃらけているようにみえるけど、

小学校に入った時県下で知能指数が一番だったというのだから、

尋常ではない・・・

ただ解答用紙に絵を書いちゃってたらしいけど。

あの半端じゃない汗も大部分が冷や汗というし、

汗って自律神経でしょ。神経過敏すぎる・・・

コントロール難しそうな質だから、

ほんと、よくここまで生きてきたと。

きつかっただろうな・・・って(涙)

私がカラオケで一番多く歌うのって米米クラブじゃないかな。

楽しいからね♪

でも楽しい裏側には、弱いもの、不安なものいっぱい抱えていたんだなーって。

絶対的に自信ある部分と恐怖と思えるほど不安な部分と、

彼の歌のそんなところが好き。

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