悠久の片隅

日々の記録

ゆうべは澄んだ空に、一際お月様が輝いていた。

今、川端康成の『古都』を読んでいる。

美しい情緒、美しい文章。

どんどん読み進めたいような、ゆっくり読みたいような。

ノーベル賞をとっているのだから、世界に通じる美しさなのでしょうけど、

こういう日本の美しさは、私には血で感じるように思うけど、

他の国の人にはどこまで沁みるのかな。

書店で1頁1頁眺めていたら欲しくなっちゃって購入。

『西洋絵画BEST100愛蔵版』

西洋絵画に特別興味があるわけではないけど、ひきつけられる。

手元に置いて、時々眺めていたいと思った。

西洋絵画には特に宗教画が多い。

日本人のもののあはれと同様に、宗教は血なのだと思うけど、

私にはその血が無いから、

美しいとは思っても、きっと沁み具合は全然違うんだろうなあ。残念だけど。

体調は変わらない。

仕事が忙しいのも変わらない。

それでもこのところ、心は落ち着いている。

何があったわけでも、何をしたわけでもないのにね。

今日も無事過ごせますように。