悠久の片隅

日々の記録

国宝瑞龍寺

富山県の唯一の国宝瑞龍寺。

加賀百万石を譲られた義弟が兄の菩提をとむらうため建立されたお寺。

うすさまみょうおう様

不浄を浄化してくれる、トイレの神様

すごい迫力。怖い・・・

うむ。この迫力にすがらせてもらいましょう。トイレに貼るお札をいただいてきました。

今、うちのトイレの棚の上で、睨みをきかせてくれています。

どうぞ守ってくださいね。というよりは、

私がトイレ掃除をさぼらないように上から見張られているような

ほらねっ

回廊にある座禅堂。

辺りはかなり暗く、怖い感じ・・・

心を静めるには、これくらいの暗さがいいのかな。

座禅堂前の回廊の明かり取り・・・かな。透かしが美しい。

この日は薄日でしたけど、

真っ暗な回廊にこんな光が映し出されたら素敵でしょうね・・・

ここの座禅堂もそうだけど、

鎌倉建長寺の修験場入り口に立った時にも感じる、俗界から隔たった厳粛な気配。

そこから先は、辺りに漂う空気が一変する感じがします。

まったく異なる世界。

外はかなりの強風。音を立てて天から木の葉が舞い落ちてくる~~~

天からの贈り物~~~

どこを見ても端整で、気持ちいい。

環境が人を作り、人が環境を作る。

総欅の仏殿の作りの見事なこと。

当たり前のように建てられているけど、高い所の細かい作業とか苦心されたでしょうね。

古いものの良さは自分が古くなってきて、ようやく少し心が近づいてきました。

釈迦三尊がまつられています。

法堂。

心落ち着くシンメトリーの荘厳な建築の中で、目をひく鳳凰の欄間。

そういえば、ここから30分ほどの井波という所は彫刻の町らしく、

木彫りの里があるらしいので、今度はそこに行きたい