おうちカフェ
司馬遼太郎の『明治という国家』をようやく読み終えた。
仕事に明け暮れて、なかなか読み進められなかったけど、
めくる頁、めくる頁、『そういうことだったのか!』と、いたるとこで感動し、
明治は、日本の国家遺産、いや、人間遺産に思う。
正しいとか間違っていたとかの話でなくね。
明治もすごいけど、司馬遼太郎の視線、表現にも魅せられる。
『薩摩の領内だけは、江戸時代がつづいていました。
滑稽なことでした。
革命をおこした藩が、勝利者の権威によって、革命とは無縁に存在しつづけたのです。
一枚のマンガでした。』
なんと、悲しい滑稽かと。
島津のお殿様は、自失呆然、さらに怒りのあまり鹿児島の別邸で夜大花火を打ち上げさせ、
ひとり黙然としてそれを見続けたといわれている。
その後ろ姿が目に浮かぶ・・・あまりに情緒的終焉・・・
西郷隆盛だって、勝海舟だって、口には出さなくても、皆、孤独だったに違いない。
この本は、もう1回読み直さなければダメだ。
それにしても、幕末。そして明治。は、とりつかれる。怖ろしいほどの魔力をもっている。
面白い!とにかく面白い!
でも疲れた(笑)
入り込みすぎて、疲れた(笑)
そして次に開いた本が
疲れた心を癒すには、やっぱガネーシャ!!!
一瞬で読み終わってしまった
早く続編、3,4,5,6,7,8,9,10って出ないかなー。
100まで出て欲しい!
『おうちでカフェごはん』という本をめくりながらティータイム
京都に行った時に買った急須と湯のみ。
何度も何度も手のひらに包み込んで、肌触りを味わって、
どうしても欲しくなって購入。
滑らかな手触りに、帯のような部分だけザラっとした感触。
それがなんとも言えず愛おしさを感じる。撫でて楽しい湯呑。
おやつは、栗とお砂糖だけで作られた素朴で控えめな甘さの栗きんとん。
お隣さんからのおすそ分けで、こんな栗きんとんは初めて
静岡茶は2階の方からの頂きもの。
おうちカフェ良いね!
アースカラーのお料理の写真見ているだけでうっとりしあわせ♪
地球の子でよかった
器と盛り付け、プラスアルファーだな。うんうん。
外は、毎日のように雨。
重苦しい雲が空を覆い、いよいよ北陸の冬の訪れを感じます。
仕事もうんざりするほど忙しいけど、
だからその分も含めて家でしあわせな時間を過ごしたい。
癒しの時間と空間を自分で作る。
それがすっごく楽しい!
きつくてきつくてきつくて、その中にあるほんのりとした充実感。
そんな今が大好き。