悠久の片隅

日々の記録

越中八尾

春の陽気に誘われて、ひとりドライブ

家から車で1時間。高山本線越中八尾駅。

八尾というより『おわら風の盆』で全国的に知られている街。

人口2万人ほどのこの小さな街に風の盆の時期には25万人もの観光客が訪れるという。

富山市の奥まった場所、岐阜県との県境になるのかな。

全国からどうしてそれだけ多くの人が訪れるのか不思議だったけど、

なんかわかった気がする・・・

観光会館の人に伺って、諏訪町を歩く。

石畳と美しい格子戸の風情ある町並み。

町はとても静か。

耳から入ってくるのは、

軒先で揺れる風鈴の柔らかな音と、用水路を流れるポコポコした優しい水音。

風と水、自然の織りなす音が心の奥深いところに安らぎを届けてくれる。

目より耳が幻想的な世界にいざなってくれる感じ。

勝手に人さまの生活しているおうちを撮ってしまってごめんなさいなのですけど、

どこもかしこもしっとり美しい・・・

古道具屋さんには欲しいものがありそうな?無さそうな?

急な坂の多い街で、西町あたりは連なる石垣の上に家が立ち並んでいて見事。

街を流れる井田川

この日は20℃を超え、春うららな陽気。

ベンチでしばしこの景観を楽しんだ後、次は温泉に行くつもりで、

タオルも持ってきました。

山の中の温泉で1年間の疲れを癒したいっ!

このボロボロな身体が元に戻りますように・・・

つづく・・・