悠久の片隅

日々の記録

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11348111257.html">未来からの導き</a>

こころの処方箋 (新潮文庫)/河合 隼雄

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臨床心理学の専門家だからいう。

「人の心はわからない。」

人の心の中には多くの真実がある。

心の処方箋は現状を分析し、原因を究明して、その対策としてそれが出てくるものではなく、

むしろ、

未知の可能性の方に注目し、そこから生じてくるものを尊重しているうちに、

おのずから処方箋も生まれてくるのである。

目の醒める思い・・・・・

未成年者が何か問題を起こした場合、

その子の生い立ちや今の環境から解決策を見いだすのではなく、

未来に描くビジョンから、その子自身が、どう生きるべきか、今どうするべきか、

自ずと見えてくるものがあるのかもしれない。

子供の夢や希望は、どんなことだって可能にする。

この前の24時間TV見て、本当そう思った。

勿論全部が叶うわけじゃない。

でも失敗は次へのステップで、人生には必要なものだから、

失敗した時にどんなフォローをしてくれる大人(道しるべ)に出会えるか、

本当はそこが一番大切な気がする。

中国や韓国との問題にしても、

本当にね、

一緒に仲良く出来たら、こんなに楽しいことはないのに♪と、この頃つくづく思う。

もったいない。

オリンピックにしても、科学、経済にしても、協力しあい

「欧米をぶっつぶせぇ♪黄色人種ばんざい♪」

くらいのね、おおらかな気持ちで手を繋ぎあえたら、絶対楽しいし、よくなるのに、

そう思うと・・・残念でね・・・

過去に捉われているだけでは負の感情から離れられない。

それより未来の希望から、アジアの国々が手を取り合う、そういうビジョンを描き、

そこから歩み寄れたらいいなと思う。

真に理解するということは、命を懸けて向き合わなければできない。

この言葉もズッシリくる・・・・・

相手を理解するということは、

自分の考えが根底から覆されることもあるのだから、

自分の根っこをぐらつかせずに相手を理解しようというのは甘い。

理解は、

言葉では簡単にいうけど、難しいんだなー。