悠久の片隅

日々の記録

日本小説

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11218238580.html">櫻の樹の下には</a>

以前は書物に書き込みをするのは嫌だった。 本は宝物。大切にしておきたかった。 今は、 ペタペタ付箋はつける、線も躊躇なく引き、書き込みもする。 大切にしたい対象が、本という物質的なものから言葉の中の精神的なものへと変わっていった。 若い時には、…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11214564266.html">読書覚書き</a>

芥川龍之介『羅生門』 人間は、出会う出来事、出会う相手により『善』にでも『悪』にでもなってしまう危うき生き物だなと。 相手が侮蔑すべき人と見れば 自分はそうはなりたくないと思い 相手が死をも覚悟すべき状態と見れば 優しさも醸し出し 相手が自分が…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11213227840.html">探し物</a>

読んだ本、随筆。 芥川龍之介『羅生門』『鼻』 井上ひさし『宮澤賢治に聞く』 宮澤賢治『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』 徳富蘆花『草取り』 幸徳秋水『死刑の前に』 夏目漱石『夢十夜』 適当に家にある短いモノを読み散らかした。 私は何かを求めてる。 何か…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11207085416.html">心に残る本</a>

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)/パウロ コエーリョ ¥580 Amazon.co.jp 角川文庫『女を読む。女が読む。』 \(*`∧´)/ 主人公は女性だけど、 筆者は男性じゃん(-"-;A 違う違う。全然違う。読みたかったものじゃなーい! 哲学的、抽象的でわかりにくい…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11194352473.html">邂逅</a>

邂逅の森 (文春文庫)/熊谷 達也 ¥750 Amazon.co.jp 購入したのは3年くらい前。 初っ端とっつきが、ちょっとかったるかったのと、 500Pにもなる本の厚さに 少し余裕が出来てから読もうと思ってたら3年たっちゃったヾ( ̄0 ̄;ノ ようやくページを手繰り出した…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-11192896406.html">12日目</a>

もう、くしゃみ出ない。大丈夫A=´、`=)ゞ 今、花粉症ピークみたいだから気をつけてね。 寝すぎたからか、 ストレッチを昨日サボったせいか、 1日腰痛かった 久しぶりに湿布ペタペタ。 お天気は良いけど、まだまだ風は冷たい。 走って少し汗ばんだ後の寒い…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10689713752.html">シェリ</a>

虚無のオペラ (文春文庫 (こ29-3))/小池 真理子 ¥610 Amazon.co.jp ようやく読了。 8歳年下の不倫相手(妻子もち)との別れの話。 そっか・・・ 小池真理子は私より10歳上なんだ・・・・・ 納得(笑) 小説を読んでいると、話の中で時折音楽の話題が出る…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10681958015.html">思い出</a>

虚無のオペラ (文春文庫 (こ29-3))/小池 真理子 ¥610 Amazon.co.jp 8歳年下の不倫相手との別れの4日間を描いた物語 だと思う まだ100Pくらいしか読んでないからわからない(笑) 『罪と罰』のあとだから、なんだか気が抜けちゃって 長編は、長い間そ…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10641039537.html">舞姫②</a>

鴎外の「舞姫」 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 近代文学編)/著者不明 ¥620 Amazon.co.jp 横浜で見つけた本。 ビギナーズ・クラシックス。 初心者が読む古典の手引書になってます。 まず、ページをめくると、舞姫という作品について 和漢折衷…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10638970290.html">舞姫①</a>

先日、高校生と夏休みの宿題について話してて、 「で、何が終わってないの?」 「読書感想文・・・・・」 「本はもう読んだの?」 「森鴎外の舞姫。3ページ読んだけど、全然わからない・・・・・」 森鴎外・・・・・ 舞姫・・・・・・ 逆に私は 森鴎外とい…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10601111911.html">昔の恋人</a>

昔の恋人 (集英社文庫)/藤堂 志津子 ¥520 Amazon.co.jp 久しぶりに恋愛小説。 初めてこの著者の作品を読んだけど 他の恋愛小説、恋愛小説作家とは、一線を画す。 すごいや。 直木賞受賞作家だからすごいに決まってるけど でもやっぱり、すごいや。 恋愛って…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10537432187.html">歳時。</a>

昨日、今日は、お百姓さん 畑の雑草を抜き、肥料と堆肥を入れて耕し、 プランターの土も入れ替えて、 バジルはポット50ほど準備して、 いよいよ夏の野菜の種まきの用意が整った♪ お花の種まきも完了♪ さぁて、これで夏に向かって楽しみが出来ました 本日の…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10483155988.html">ばかやろう</a>

月島慕情 (文春文庫)/浅田 次郎 ¥570 Amazon.co.jp まがいものの幸せはいらない。ばかやろうでいいです こんな帯につられて買ってみた。 短編集で、 全部そんなばかやろうのお話。 自分の損になることを いとも簡単に選んでしまう。 それがいいと思ってする…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10473151466.html">LOVEだねぇ。</a>

シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)/小路 幸也 ¥580 Amazon.co.jp 東京バンドワゴン第2弾。 下町の古本屋兼カフェを営む9人大家族の人情物語。 TBSの昔のドラマみたいで懐かしい。 ごはん、おみおつけ、ほうれん草のおひたし、焼き魚、…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10470121818.html">あふれた愛。</a>

あふれた愛 (集英社文庫)/天童 荒太 ¥600 Amazon.co.jp ナツイチのストラップ集めの時、買った本。 読みやすそうなタイトルだなーっと思って でも 私は 『ありふれた愛』だと思ってた。 ありふれた愛のが良かったの(笑) 愛って 自分だけ特別な感じするけ…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10460788318.html">鴎外。</a>

鴎外の「武士道」小説 ¥500 楽天 ※モバイル非対応(森鴎外の歴史短編小説7編) ふぅむ! って感じ。 たまには、文学小説読むべしだわ。 鴎外の小説は、ちょっと違う。 実際の事柄を簡潔に綴る。 ありのまま伝えたいという思いを強く感じる。 だから 鴎外が…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10442399809.html">「母」 三浦綾子。</a>

母 (角川文庫)/三浦 綾子 ¥500 Amazon.co.jp *今年読んだ本の中で一番の作品* 今年の終わりにも、私はきっとそう思うと思う。 小林多喜二の母が、自分の生涯と多喜二の恋と死について語ります。 その語りによって 多喜二の人となりが、 あまりの純真さが…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10442515232.html">「蟹工船」 小林多喜二</a>

読んだ本がずっと頭を離れない。 頭の中で、まとまらない。 泣けて泣けて 読み終わっても完結出来ずにいる。 蟹工船 一九二八・三・一五 (岩波文庫)/小林 多喜二 ¥525 Amazon.co.jp 蟹工船は、新潮からも角川からも出てるけど 中を見比べて岩波が一番、(私…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10391627645.html">頼り。</a>

世の中、理不尽なことばかり。 納得いかないことが多いです。 そんな時思います。 戦争を経験された方は、究極の理不尽を体験されているんだなと。 お金があっても食べ物が手に入らない。 空襲で一切を焼かれる。 そして自分の命さえ日本国のために差し出さ…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-diary/entry-10377936636.html">セリフ。</a>

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)/村上 春樹 ¥540 Amazon.co.jp 今さらだけど、初読み。 魂もっていかれた。(笑) 私が今まで悩み、感じ、辿ってきたことが、 この本の中に凝縮されてるように思う。 これほど本と同化したことないんじゃないかな。 (と言う…

<a href="http://ameblo.jp/fujiko-kiss/entry-10254456714.html">読書の春。</a>

軽くサラサラって読めちゃうんだけど、得るものは多い 余命僅かと知った時、 自分が一番やりたいことは、 他人の願いを叶えてあげることだった。 *抜粋* ・・・人にはそれぞれ人生があり、それを否定することは誰にもできない・・・ ヘブンズ・ドア (角川文…